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2012 フランケル Frankel :チャンピオンS Champion Stakes: 2012/10 [旅行:ほかヨーロッパ]

14戦14勝、うちGⅠ10勝。完璧な成績を残したフランケルの引退レース、チャンピオンステークス。

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イギリスのチャンピオンステークスは、日本の有馬記念のようなもの。この時期、世界中でブリーダーズカップ、凱旋門賞、ジャパンカップなどなど高額賞金レースが開催されるが、イギリスの1年を締めくくりは、距離2000mで行われるチャンピオンステークスとなっている。

特に今年は13連勝中のフランケルが、引退レースにこのレースを選んだことから注目度が増していた。しかも2011年からロンドンから、ほど近いアスコット競馬場で行われている。2012年、ただの強い馬ではなく、昔の日本のオグリキャップのようなアイドル的な存在になっていたフランケルを生で観るラストチャンス、アスコット競馬場に向かった。

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さっそく本馬場入場。下の写真は、勝負服が同じで顔も似ているので間違えやすいのだが、フランケルの兄であるバレットトレイン。一応重賞を勝っているのだが、フランケルのペースメーカーをずっと勤めさせられているという悲哀。フランケルと間違えて、写真を取られまくっているのも悲しい。

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そして、こちらがフランケル。この日の競馬場はダービー、ロイヤルアスコット、キングジョージのどの日より、混み合っている気がした。どこのかしこも人だらけ、イギリス人の競馬に対する態度はクールなものだと思っていたのだが、一頭の馬に熱狂する新し一面を見ることができて、ちょっと嬉しい。

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とにかく、大人気。無敗のまま圧倒的な強さを見せつけてきたこともあり、場内はフランケルバッジ、ほかフランケルグッズが多数販売されていた。レーシングポストはフランケル団扇を配っていたほど。          

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レースは6頭立て。前年の本レースの覇者であるシュリュスデゼーグル(Cirrus des Aigles)とキングジョージを去年は優勝、今年は2着だったナサニエル(Nathaniel)が主なフランケルのライバル。フランケルはイギリス以外で競馬をしたことがないが、弱い相手とばかり、競馬をしてきたわけではない。実際に、ひとつ前のレース、クイーンエリザベス2世S(GⅠ)では、フランケルにどうしても勝てないエクセレブレーションが物凄く強い勝ち方をしていた。

 

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前半は、 後方に控えていたフランケル、直線に向くと一気の追い込み。マイルを中心に使われてきただけあり、かなり筋肉質ではあるが、直線の爆発力はディープインパクトを思い出させる力強さがあった。 

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重馬場はものともせず、あっという間に先頭に立ったフランケルはそのままゴール。シュリュスデゼーグルも健闘したが寄せ付けなかった。

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兄弟揃っての凱旋。

 

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場内は大歓声。競走馬をアイドル的に捉えるのは、もしかしたら日本だけの独自文化なのかなと思っていたが、この日のアスコット競馬場の歓声を聞いていると、イギリスにも確実にそういう文化はあった。 やんやの大歓声。

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パレードリングもフランケルが帰ってきたあとは黒山の人だかりで、馬が見えない。。。こんな光景も初めてで、改めてフランケルの人気の凄さを認識した。

 

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馬主はサウジアラビアの王族、Khalid bin Abdullah al Saud。Wikipediaによると今までの所有馬は、ダンシングブレーヴ、レインボウクエストから始まり、ワークフォースなどなど、超有名馬が多数。その中でもフランケルはタイムフォームのレーティングは史上1位の147ポンドとおそらく最も活躍した馬の一頭だろう。 競馬史上無敗でフランケルより勝ち続けた馬はリボーだけ。

 

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調教師はサー・ヘンリー・セシル。1969年に開業で、2011年の叙勲でナイトの称号を授与されると、、、、キャリア42年。数々の名馬を管理してきたキャリアを持ってして、その中でも、フランケルは、最高の競走馬だと公言している。

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騎手は厩舎主戦のトム・クィリー。アイルランド出身の28歳で日本にも短期免許で今年来ていたようだ。無敗の馬で勝ち続けることのプレッシャーは半端ではないだろうが、レース後の笑顔はさわやかだった。 

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このあと、予定通りフランケルはイギリスで種牡馬入り。今年の配合相手には、日本の7冠牝馬ウォッカ、凱旋門賞とキングジョージを連覇したデインドリームなど、 早速素晴らしいメンバーが揃っているらしい。日本にもそのうち、フランケルの子供たちが輸入されるだろうから、その時が待ち遠しい。

(おわり)


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Extra-Low

明けましておめでとうございます。

本当に怪物ですね、フランケル。
種付け料も怪物ですし。。

とても興味深い記事をいつも楽しみにしております。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
by Extra-Low (2013-01-01 01:34) 

hiko

>Extra-Lowさん、

いつも見ていただいてありがとうございます。励みになります。
ほんと怪物でした。産駒の活躍が楽しみですね。
今年もよろしくお願いします。
by hiko (2013-01-07 06:25) 

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